第102章 ラスト1分。
★★
―医務室―
トントン
「鉄平さん、調子どうですか?」
木吉「おお、か!うん、大分良くなったよ」
「リコちゃんの超速マッサージはどうでした?」
木吉「あぁ・・・死ぬかと思った・・・」
「あはは・・・ですよね」
鉄平さんを呼びに私は医務室にやってきた
鉄平さん、少し回復してる
「ラスト1分いけますか?」
木吉「大丈夫だ。なぁ、」
「なんですか?」
木吉「日向や伊月、黒子に火神・・・あいつらは皆お前に元気やパワー貰ってるんだよ・・・だからさっ、お前はいつも笑っててやってくれないか?」
「私の笑った顔なんかで・・・」
木吉「お前の笑った顔だからだよ。あいつらには・・・もちろん俺にだって、お前は必要な存在なんだぜ」
「鉄平さん・・・・ありがとうございます。けど・・・」
木吉「ん?」
「鉄平さんには、リコちゃんの笑顔が一番効果ありそうですねっ」^^
木吉「え?あ、あぁ・・・」
「さぁ、時間です。行きましょう鉄平さん!ラスト1分!!勝って皆で笑いましょう!!」
木吉「そうだな!!」
私たちは残り1分の勝負のために・・・
コートへ向かった