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いつも眠いのはキミのせい。

第101章 才能。


★火神大我★


黄瀬「なんだかな・・・こんなんだったら練習試合の時やった誰かさんの方がよっぽど怖かったっスわ」

火神「なっ・・・!?」


くそっ・・・

なんなんだ急にあのやろー・・・!

すがってるだ・・・?

俺がいつ・・・

何にすがってバスケしたってんだよ!?

あん時はただガムシャラに戦うことしかできなかった

体力も技術も今よりはるかに足りなかったし

ゾーンに入るなんてとても無理だった

むしろそれが当たり前で・・・

それでもなんとか・・・・



火神「!!」



そうか・・・・俺がすがってたのは・・・・



「大我!!ちょっと来なさい!」

火神「あ?何だよ・・・」



今試合中だぞ?

まぁ、お前が呼ぶなら行くけどよ・・・・



火神「何だよ?」

「歯くいしばって!!」

火神「はっ!?」


―バシッ―


火神「・・・・ってぇ・・・」

「あれ?やりすぎた!?ごめんっ!!」



は俺の両頬をきつめに叩いた



火神「いや・・・これで目覚めたぜ!俺はバカだ!ゾーンなんて宝くじに期待してんのと変わらねぇ!どんなに苦しくても今できることをやるしかねぇよな!」

「そうだねっ!今できる精一杯を戦ってきて!」

火神「サンキュッ!」ニカッ

(ニカッ)



泣いて怒って笑って

本当忙しいやつ

けど、あいつのおかげで目も覚めた!!

ゾーンに頼ってたって仕方ねぇ

そんなもん無くて当たり前だ

俺はコイツの為に、皆の為に

今やれることをやるだけだ!!
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