第97章 優しさの指輪。
大我は本気を・・・・まだ出せてない
今度はちゃんと戦える??
氷室「・・・まだだな。お前まだ・・・心のどこかで俺を兄として見てるんじゃないだろうな」
火神「っ・・・・」
氷室「一つ良い事を教えてやるよ。この試合、俺たちが勝ったらは俺の彼女になるんだ」
火神「はっ!?急になに言って・・・」
氷室「これは俺とが交わした約束だからね。俺が勝てばは俺のモノだ。お前が勝てば俺はを諦める」
そう言って見せた氷室さんのシュートは大我の手をすり抜けた
火神「なっ!?」
「大我・・・」
氷室「俺とお前は今や敵同士だ。もっと殺す気でこいよ」
氷室さんのあんな顔を見るのは初めてだ・・・・
それほど大我と本気で・・・・
でも大我の方はまだ・・・・
「誠凛選手交代です」
本気を出せない大我は一度ベンチに戻ることになった
「大我、タオルで汗ふいて、水分とって!」
火神「オウ・・・なぁお前・・・さっきの・・・」
「本当だよ。」
火神「何でそんな約束ッ!」
「信じてたから。誠凛が勝つって信じてたから」
火神「・・・・」
大我はそれ以上何も話さず黙り込んでしまった