第95章 賭けの始まり。
さっちゃんと私は、ベンチに腰をかけてたわいもない話をした
大輝の小さい頃の話とか、さっちゃんがテツ君を好きになったきっかけとか
「今日はさっちゃんと話ができて良かった^^」
桃井「私も^^今度は2人でどっか出かけよう?」
「うんっ!!!」
さっちゃんと話ができたおかげで、最近色々悩んで重たい気持ちだったのが、少し楽になった
桃井「・・・何か思ったより元気そうで良かった」
「え?」
桃井「今日ね、本当はテツ君に頼まれたの。ちゃんが元気無いから話してあげてほしいって」
「テツ君が・・・?」
桃井「うん。正直・・・こんなにテツ君に心配されていいなぁって思っちゃった」
「テツ君はさっちゃんの事もいつも気にかけてるよ^^」
桃井「うん・・・そうだねっ^^さてっ、そろそろテツ君達のとこ戻ろっか!」
今日はテツ君のおかげでさっちゃんと色んな話ができた
さっちゃんに、全部を話すことはできなかったけど
さっちゃんは私の大事な友達で
彼女にしか頼れないこともある
「ねぇ!さっちゃん!最後に一つお願いがあるの・・・」