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いつも眠いのはキミのせい。

第91章  ちゃんこ鍋。


★★



「・・・んん・・・」

「目覚めたか?」



聞き覚えのある声・・・・


そっと目を開ける



「笠松・・・さん?」

笠松「おう、調子はどうだ?」



調子・・・?



「あの・・・私・・・・」

笠松「覚えてねーのか?お前貧血で倒れたんだよ。もうちょっとで階段から落っこちるとこだったぞ」

「笠松さんが助けてくれたんですか?」

笠松「あ?あぁ・・・」




そうだ、私・・・・赤司君に会ってたんだ




「ありがとうございました」

笠松「べっ!別に礼言われることでもねーよ!大丈夫そうなら家まで送ってやる」

「家まで!?いえ、一人で帰れますから!!」

笠松「倒れた女を一人で帰らす男がどこにいんだよ!!」




そのへんに結構居ると思いますけど・・・・


相変わらず男気溢れてるなぁ


でも、何か忘れてる・・・・


真っ直ぐ帰って良かったんだっけ・・・・




「あ!!」

笠松「何だよ」

「私、大我の家に行きます!!」

笠松「はぁ!?こんな時間から何しに行くんだよ!!」

「祝勝会・・・。皆、大我の家に居ると思うので!!」

笠松「本当に皆居るんだな?」

「はい」




多分・・・・・




笠松「じゃあそこまで送ってやるから準備しろ」

「あ、はい」




倒れたおかげか、それともさっきの夢のせいなのか


今は気持ちが少し落ち着いていた


とりあえず、大我の家に行こうと冷静に判断することもできる




「そういえば、笠松さん一人ですか?」
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