第2章 心配。
★相田リコ★
リコ(はちゃんとクラスに馴染めてるのかしら?
馴染めてないんでしょうね~)
「ハァ」と小さくため息をつく。
?「んだよ、ため息なんてついて?」
その声に顔を上げると
リコ「日向君・・・」
日向君が目の前に立っていた。
彼は、日向順平。バスケ部主将。そして、私との幼馴染みたいなもんかしら。
日向「あ?どした?」
と言いながら、私の前に腰掛ける
リコ「の事よ・・・あの子、ちゃんと友達作ったりしてるかしら??」
日向「おー、か。そいや同じ学校だったな。1人くらい友達できるだろ!今日から部活1年もくんだろ?そん時に1年のやつらにさりげなく聞いてみよーぜ。」
リコ「そうね。ここで心配してたってしょうがないものね!」
コガ「え!部活、ちゃんも来んの?!つか、日向もちゃんの事知ってんの?!」
日向「だアホ!!そんな話してねーよ!!俺とリコは幼馴染みたいなもんだからな。も一緒のようなもんだよ!」
?「ちゃんて、中学の時ほとんど学校きてなくなかった?」
日向「伊月?!つかお前らどっから湧いて出たんだよ!」
伊月俊君。同じバスケ部で私と日向君、も同じ中学。
なーんていつもの賑やかな奴らが集まっちゃったけど・・・
リコ「一応にも今日部活に顔出すようには伝えてあるけど・・・・来るかはあの子の気分次第ね。」
と伝えると急に皆のテンションが上がった。
リコ「何?私だけじゃ不満ってことかしら?^^」
コガ「いやぁ、それはその・・・・」
「「「スンマセーーーーン!!!」」」
皆は走って教室を飛び出していった
リコ(部活で覚えてなさい!)
と闘志を燃やすリコでした。