第89章 笑顔の為に。
ー過去ー
「もしもし?」
青峰『おー、今日もさぼりか?』
「違うよ、昼寝っていう大事な時間をすごしてるの。あなたこそさぼりでしょ?」
青峰『あ〜。何してもつまんねーしなぁ』
「楽しくなさそうな人生だね。」
青峰『じゃあお前はどうなんだよ』
「私も一緒・・・かな」
青峰『お前も楽しくなさそうな人生だな』
「だね。でもいつか・・・」
青峰『あ?』
「あなたにも私にも一緒に楽しめる相手ができるって思いたい」
青峰『俺を楽しませてくれるやつなんていねーよ』
「そうかな?きっとどこかにいるよ」
青峰『いたらいーけどな・・・』
「いつになるかなんてわからないけど・・・あなたを本気で楽しませてくれる相手に出会えるといいね」