第14章 約束。
黄瀬「ダメ。そんなんじゃダメっス」
「え?」
黄瀬「俺に感謝してるんなら、俺とデートしてよ。」
「・・・・・えぇ?!」
驚いた。デートなんて単語をどれほど振りに聞いただろう。
何だか急に顔が熱くなった。
「あ、あのあのあのあの」オロオロ
黄瀬「ははっ♪驚き過ぎっス^^」
私1人がオロオロしちゃって恥ずかしい。
黄瀬「そういや、お弁当。皆で食わないんスか?」
「え?あぁ・・・お弁当取りに来た時に、皆とは別れたんだ。だから、無駄に作っちゃったかな。」
お弁当が少し可哀想だと思ってしまった。
黄瀬「じゃあ・・・・俺が食ってもいいスか!?」
涼太君が目をキラキラ輝せながら聞いてきた。
「いいけど・・・いいの?」
黄瀬「いいっス!!が作った弁当食べたい^^も一緒に食べよ??」
急に呼び方が変わった・・・。
ちゃん付けは面倒だったのかな?
「じゃあ・・・一緒に食べよう・・・・・涼太?」
私も呼び捨てで呼んでいいってことなのかな?
でも・・・お弁当が食べたいと言ってくれて、凄く凄く嬉しかった。
黄瀬「ははっ♪涼太って呼んでくれて嬉しいっス^^」