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いつも眠いのはキミのせい。

第84章 甘い甘い気持ち。


なんだかんだで私も買いすぎちゃったなぁ・・・・


そして、二人でならんでねる○る○るねの袋を空けて作りだす




「ふふっ、何か楽しいね」

紫原「んー、美味しそう♪」




こうして2人で少しの間の時間を楽しんだ





「WC終わったら直ぐ帰るの?」

紫原「ん〜多分」

「そっかぁ・・・・・ねぇ敦」

紫原「何ぃ?」

「前に私のこと見た事ある気がするって言ってたけど、思い出した?」

紫原「えぇ?俺そんなこと言ったっけぇ??」




あ、覚えてない・・・・・

思い出してたら、もしかしたら私の消えた記憶を何か知ってるんじゃないかと思ったんどけど・・・





「ううん、気にしないで!そろそろ行こっか^^」

紫原「そうだねぇ、遅いと雅子ちんに怒られちゃうし」



私達は並んで歩き出した


敦は身長が凄く大きくて、すれ違う人達が敦の事をチラチラと見ていく


確かに・・・・・


私も上を見上げないと敦の顔を見ることができないもんな


そう思いながら敦を見上げてたら、それに気づいた敦は私を見下ろした



紫原「アララ、口にクリーム付いてる」

「えっ!嘘!?どこっ!?」



恥ずかしいっっっ!!

手で口をこすったんだけど・・・



紫原「違うよ、ここ」



そう言って、私の口についたクリームを敦の指が拭ってくれた


大きな手だな・・・・




紫原「取れたよ〜^^」




拭ってくれたクリームを、敦はペロリと食べてしまって・・・・




「・・・・・・・」




それが何だか凄く恥ずかしかった


私、子供みたい!!!




紫原「子供みたい!」

「へっ!?」



エスパー!?



紫原「仕方ないから俺が引っ張ってってあげる」

「あ、う、うん!!」




私の思ってる事が聞こえちゃったのかと思った



敦はいつの間にか私の手を握って歩き出す

大きな手で握られて、引かれて歩く私は確かに子供のようかもしれない・・・・

自分でもそう納得してしまった
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