第81章 離れたくない。
★火神大我★
にも行ってくるっつったし!
黒子や先輩達には何も言わなかったけど・・・
強くなって帰ってくりゃあ問題ねーだろ!
別れる前に皆で温泉来れて楽しかったぜっ
そう思いながら歩いてたら、ロビーで誰かが腰掛けてるのが見えた
こんな時間にもう誰か起きてんのか?
そう思いながら近づいてった
火神「・・・・・・!?」
寝てんのか?
俺のこと・・・待ってたのかよ・・・
火神「・・・?」
スヤスヤ眠るの前には、バスケットボールの形をしたストラップがいくつも並べられている
真ん中にはさまざまな番号が刺繍されてる
火神「背番号・・・・か?」
4.5.6.7.8.9.11.12.13.15.16.監.マ.・・・2号のもあんのか!?監は監督とマはマネージャーってことか?
こいつ、こんなの作ってたのか
つか、俺の番号はねーのかよ!!
俺が今日から居ないからって・・・・・
火神「ん?それ・・・・・」
寝てるを起こさないように、手にギュッと握りしめられたストラップをとりあげる
火神「10・・・・・・」
俺の番号はお前が持ってたのかよ
ハッ
やべぇ!笑っちまう
!俺は絶対強くなって戻ってくる!!
そう誓い、が握りしめてた10をの手元に戻す
火神「サンキューな」ニカッ
俺はの頭をそっと撫でて、旅館を後にした