第70章 約束の切符。
その後、順くんが調子を取り戻したことで、皆の調子も良くなってきた
あぁ、チームプレイ・・・してるなぁ
良いも悪いも、影響しあって刺激しあってる
一人がノリだすと皆もノリだす
残り時間は一分を切った
誠凛69対霧崎第一68
点数は、とうとう逆転まで持ち込んだ
勢いは誠凛!このままの流れで・・・・そう思ったときだった
ゾクッ
寒気がするほど・・・・
花宮さんの顔つきが変わった
テツ君が・・・・狙われる!!
ここでテツ君が負傷してしまったら・・・
「テツくぅううん!!!!」
黒子「っ!!」
テツ君はギリギリで花宮さんのラフプレーをかわした
花宮「くそがぁっ・・・テメェさえいなけりゃ・・・なんて、言うわけねェだろバァカ」
花宮さんはテツくんを抜き去りシュートを決めた
いくらラフプレーが酷くても、彼は鉄平さんと同じ"無冠の五将"と呼ばれるキセキの世代の次に強いくらいのレベルの人
さすが、プレイ自体うまい
だけど、彼はミスをした
それは・・・
黒子「ふざけるな・・・・」
テツ君を怒らせてしまったこと
黒子「みんなの夢の邪魔をするな!!!!」