第70章 約束の切符。
★★
リコちゃんは目に涙を浮かべながら鉄平さんに訴えていた
それほどに、鉄平さんを想って・・・・
けど、リコちゃんだけじゃない
私だって皆だって、鉄平さんにこれ以上無理をしてほしくないって思ってるよ
黒子「僕も賛成です。守ると言われた時、お兄さんみたいだと思ったし、嬉しかったです。だからこの先も守ってほしい」
「鉄平さん、私も鉄平さんに救われた、助けてもらった、守ってもらった・・・・だから、私だって守りたい。これ以上・・・無理しないで下さい」
木吉「黒子・・・・・・」
日向「あ----じれってぇ!!!」
「!!」
突然順くんが大きな声を出したので驚いた
日向「後は任せろってんだよ!!おとなしくすっこんでろ!!俺たちが約束破るとでも思ってんのか」
順くん・・・・やっぱりキャプテンだなぁ
こんな時ほど頼もしい
鉄平さんは少し苦笑いをしながら「頼む・・・」と言ってくれた
日向「WCの切符持って帰ってくらぁ」
順くんの様子は何だかスッキリしたように思えた