第68章 鉄心。
★木吉鉄平★
ああ、やっぱり結構きついな・・・
こいつら本気で潰しにきたか
このまま倒れてしまうのが一番楽なんだろうけど・・・
何でかな
こんな痛みなんて全然気にならない
ああ、皆心配そうな顔してる
は大丈夫なのか?
あいつは繊細なやつだからな
こんな俺の姿見て、心折れてしまってないか?
ずっと考えてた
ここに戻って来た俺が、誠凛の皆の為にできること・・・
木吉「もし一年の心が折れそうになったなら、俺が添え木になってやる。もし二年が傷つけられそうになったなら俺が盾になってやる。どんな時でも体を張って皆を守る!そのために俺は戻って来たんだ!!」
そうだ
俺は鉄心の木吉だ
こんな所で倒れてる場合じゃない
皆を守るためなら
俺は何度だって立ち上がる