第68章 鉄心。
★★
鉄平さんは私に大丈夫だって言ってくれた
だけどそんなの全然大丈夫じゃない
鉄平さんだって大事な仲間なんだよ?
鉄平さんも傷ついたら嫌だよ!
誰も傷つかないで
誰にも酷い事しないでよ
鉄平さんの体の傷が・・・・少しづつ増えていく・・・・
花宮「あーもう・・・ウザ・・・そんなに死にたきゃ死ねよ」パチンッ
「やめて・・・・・」
リコ「え?」
彼が指を鳴らした瞬間
「やめてっっっ!!!!」
ドガッ
鉄平さんが後ろに倒れこみ、倒れこんだ鉄平さんの頭に、相手選手の肘が思いっきりぶつけられた
ピピピッ「レフェリータイム!!」
「どうして・・・・やめてよ・・・お願い。もうやめて、何もしないから・・・お願い許して・・・・・・お願い・・・・」
コガ「ちゃん!?大丈夫!?」
リコ「・・・・」
ズットしまいこんできた・・・・ズット蓋をしたまま見ないふりをしてきた
心の奥底に隠しておいた忘れていたかった・・・私のトラウマ・・・・・
どうしてこんな記憶は消えないで、残ってしまってるの?