第67章 願い。
★★
次の日
今日は、皆の体を休ませるために部活は休み
部活が休みな代わりに、部室の掃除をすることになった
部室の中は物が散乱して、凄く・・・汚い
ロッカーの中が腐海になってるものもあった
「う゛っ・・・・汚い・・・・」
それでも、皆で掃除を進めていくと大分綺麗になり、各々のロッカーも片づけていく
「俊くんのネタ帳、凄いたまってるね!!」
伊月「うん、いつの間にかこんなにたまっちゃってたよ。前にちゃんが書き留めておいてくれたのも、ちゃんとネタ帳に書き写したよ^^」
「俊くんの役にたてて良かった^^」
俊くんとは、お互い謝り合ったあの日以来普通に話すようになったし・・・前よりも・・・・
距離が縮まった気がする
コガ「何か最近、伊月とちゃん仲良いよな^^」
コガ先輩の一言に、私と俊くん目を合わせて笑い合う
日向「お前ら・・・・随分楽しそうじゃねーか^^」イラッ
「順くん!順くんのロッカー凄いね・・・・」
順くんのロッカーにはジオラマができていて
日向「長篠の戦いだよ!!」
らしい
水戸部先輩は絶対に見せてくれなかったし、コガ先輩のロッカーからは大量のパンツ・・・・・
「テツ君のロッカーはシンプルだね」
コガ「突っ込むところが何も無い!!」
大我のロッカーはどんなのなんだろ??
片づけてる大我のうしろからひょっこり覗いてみる
「12点かぁ・・・・」
火神「うおっ!!ばっ!勝手に見てんじゃねー!」
日向「ん?火神今何隠した!?」
火神「あ、いやっ・・・ちょっ・・・」汗
日向「・・・テストだ!!って12点!?しかも英語!?もうお前帰国子女やめろ!!」
火神「どうやって!?」
この後、テストが見つかったのは私のせいだって怒られた
何だかんだで片付けも終わり、腐海からは1冊の大人な本が見つかり、次の日の練習はもちろん5倍になった