第66章 事実。
★★
結局、頑固なテツ君に負けて、私はテツ君に背負われながら皆の所に向かった
「テツ君、ごめんね。テツ君のが疲れてるっていうのに・・・迷惑かけてばっかのマネージャーで本当にごめん」
黒子「誰も迷惑なんて思ってません。もっと甘えるって言ってたじゃないですか・・・もっともっと甘えて、頼って下さい」
テツ君の言葉が心に染みてあったかかった
「テツ君、ありがとう。テツ君の背中、あったかくて安心する」
黒子「さん、もう何があったかは聞きません。でも、さんが話したいと思ったら話してください。いつでも聞きます^^」
「テツ君・・・ありがとう。私ね、次の試合が終わって、WC出場が決まったら、皆に聞いてほしい話があるの・・・だから・・・」
黒子「はい。必ず勝ってWCに行きましょう!」
「うん!」
霧崎第一との試合が終わったらちゃんと話をしよう
私はいつも問題ごとばかり起こしてしまうな
皆ごめんね。
大事な時期なのに
だけど、皆にだから聞いてほしい
ちゃんと今の事実を話さないと