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いつも眠いのはキミのせい。

第56章 不安の始まり。


★日向順平★


はぁ


今日で夏休みも終わりかー


っつっても休み中も練習ばっかで大して夏らしいことも無かったな




「・・・・・・っ・・・・・くっ・・・・・・ヒクッ」




・・・・・・・誰か泣いてんのか?


あそこにしゃがみ込んでんの・・・・・




日向「かっ!?」

「・・・っ・・・じゅ・・・・くんっ・・・」




は顔もクシャクシャで涙がボロボロ流れ落ちてた




日向「お前っ!何かあったのか!?大丈夫かっ!?」

「・・・っ・・・ヒック・・・・」コクン

日向「送ってやっから、立てるか?」




は全然力も入らなくて、喋る事もままならないくらいだった


こいつがこんなに弱ってんの・・・・・初めてだぞ


支えるように起こした瞬間




ギュウゥゥゥゥ




日向「おいっ!!どうしたんだよマジで!!」汗

「・・・・ちょっ・・・・だ、け・・・」



が抱きついてきてやっと気づいた


こいつすげぇ震えてる



日向「ん。お前が落ち着くまでこうしててやるから」



抱きついてきたをそっと抱きしめて落ち着くまでズット背中をさすった

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