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いつも眠いのはキミのせい。

第55章 夏の終わり。


★★

ポカポカ陽気に包まれて


大輝と一緒に大の字になって寝そべる


大輝は見たこと無いほどの満面の笑み


それに応えるように私も笑顔を返す


楽しいなあ〜


大きく深呼吸をする


自然の香りと


大輝の香り


えっ?大輝の香り・・・・??



「・・・・っ!!」



目を開くと目の前にはスヤスヤと少年のような顔をした大輝の寝顔


そりゃあまだまだ少年だよね


だって今日、16歳になったばっかりだよ?


こんな風に甘えたくもな・・・・



「らない!!」



危うくこの可愛い寝顔に騙されるとこだった!




青峰「ぁあ?っせ〜な〜」

「だ、大輝、起きて。つい寝ちゃってたけど、この状態は・・・・恥ずかしぃよ。」照

青峰「お前から寄って来たんだろ」

「ええっ!!」



知らず知らずの間に私は大輝に寄り添っていってしまったのか!?


大輝は私の事を抱きしめながら又眠りにつこうとしてる


あれ?今日16歳になったばっかり・・・・



「そうだよ!!」

青峰「何だよ!耳元で叫ぶんじゃねーよ」

「大輝!!こんな体制のまま言うのもアレなんだけど・・・誕生日おめでとう^^」
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