第55章 夏の終わり。
★★
大輝が中学の頃に過ごしてた場所
だけどここは大輝の辛い思い出の場所でもあるんだよね・・・
「ごめんね、ワガママ言って連れて来てもらって。中学校・・・・来るの嫌じゃなかった?」
青峰「別に何も気になんねーよ」
「そっか・・・」
私たちは屋上の一番高い所へ登り
二人で寝そべった
青峰「あち゛ぃ~腹減った~」
「だよね、ちょっと待って」
私は持ってきてた保冷バッグから水筒とお弁当を取り出した
「はい、お弁当作ってきたから食べよ?^^」
青峰「おー!!美味そうじゃねーか!!」モグモグ
よっぽどお腹空いてたのかな
大輝はお弁当を広げるなりがっついた
「そんな一気に食べると詰まらすよ!ハイ、お茶」
青峰「おーハンキユ」モグモグ
サンキュって言いたかったんだね
何かこの食べっぷり・・・・・
大我とそっくりだ
美味しそうに食べてくれるのって嬉しいな
多めに作って来たお弁当だったけど、大輝はぺろりと平らげてしまった