第54章 花火大会。
★高尾和成★
ちゃんは今こっちを見てる
花火が始まって
皆は花火に夢中になってる
伝えるなら今だと思った
こないだの続きを
ちゃんに伝えてぇって思ったんだ
高尾「合宿の時、俺だけが特別になんねーのって言ったの覚えてる?」
「うん・・・・覚えてる」
高尾「あれ、今も変わんねーから!俺・・・ちゃんの事マジで好きだから!友達じゃなくて、彼女にしたいの好きなっ!!^^」
「っ!?」
真ちゃんがちゃんを好きなのは知ってる
けど、真ちゃんのことなんて待ってらんねー
俺は俺のタイミングで言わせてもらうぜ!
「彼女にしたいの好き・・・・」
ストレートに言い過ぎたか?
ちゃんの顔は暗くてわかりにくいけど、みるみる赤くなった
可愛すぎんだろっ!!
両手で自分の顔を隠した
高尾「返事っ!今すぐにじゃなくていーから!考えてくんねぇ?俺の事もさっ^^」
そんな俺の言葉にちゃんはコクコクと頷くだけだった
その姿がめちゃくちゃ可愛くて
今すぐ抱きしめてぇ~!!!!
俺がきっとちゃんを、振り向かせてやる!!