第11章 笑わない理由。
★相田リコ★
もうすぐ海常との練習試合か~。
楽しみだわぁ~♪
でもその前に・・・・・皆にはの話をしておくべきなのかもしれない。
リコ「皆集まったわねー?」
黒子「さんがいませんけど・・・」
リコ「あの子はいいの、今日部活休みだって言って帰らせたから。今日は皆に聞いてもらっておきたい事があって・・・・・・の事なんだけど」
日向「皆に言うことにしたのか?」
リコ「えぇ、迷ったんだけど・・・最近の見てたら、この仲間達ならあの子を救ってあげられるかもしれない。」
日向君は皆を見渡して、「そうだな」と一言言ってくれた。
火神「で、話ってなんなんだよ。練習遅らせてまで聞かないとだめな事なのか?・・・ですよ」
確かに・・・・海常を目の前に控えてるのに、この話をして練習時間を削るのは痛いわね・・・・・・。
リコ「ごめんなさい。正直、個人的な感情も入ってるの」
日向「まぁ、なんだ・・・あいつはこれからマネージャーとして練習試合にも行かなきゃなんねー。ましてや公式戦になれば客の数はすごい数になる。その時あいつはぜってー壁にぶち当たる事になる。」
黒子「それは、さんが笑わなかったり、人と会話するのを避けていることと何か関係あるんですか?」
リコ「関係あるわ・・・・あの子は昔・・・・」
・・・・・・・・・・。