第49章 仲直り。
★伊月俊★
こないだの試合見てたら・・・いてもたってもいられなくて
練習時間より随分早く来ちゃったな
けど、俺は皆よりもっと練習しないと
秀徳との練習試合で思った
鷹の目だけじゃだめだ
俺はPGなのにバスケを知らなさすぎる
もっと研究して、知って、練習して
自分だけのバスケを・・・・・
ガラッ
さすがに誰もま・・・・・・・
伊月「ちゃんっ!?」
「・・・・・ん~・・・・・」ムクッ
寝てたのか!?
しかもコートの真ん中で!!
本当にどこでも寝るんだな・・・・
伊月「悪い。起こした・・・」
「ん゛~良い夢見れた!!」
ちゃんは大きく伸びをしたかと思ったら
顔をこちらに向けた
「俊くんおはよぉ^^早く練習しに来たんだね!」
伊月「あぁ・・・・」
こうして二人きりで話すことをずっと避けてきた
「堂々とアイツと向き合え!」
日向にそう言われて、凄く・・・・
凄く救われた
俺、ちゃんに向き合ってもいいんだ
好きでいてもいいんだって
日向、ありがとう
俺・・・・好きなんだ
バスケもバスケ部の皆も・・・・
けど、ちゃんは又別の好きなんだ
あの時からずっと・・・・ちゃんは俺の特別なんだ
「コート、モップ掛けしといたから、ストレッチしっかりしたら練習いつでもできるからね^^」
伊月「ちゃん!!俺・・・話があるんだ!」
日向、俺・・・堂々と向き合うよ