第49章 仲直り。
★★
「話??・・・どうしたの?」
俊くんには避けられてると思ってたから・・・・
急に話があるなんてビックリした
何の話だろう?
良い話?悪い話?
少し聞くのが怖い
避けられてるんだと思ったら、自然に私からも避けてしまってた
伊月「ごめんっ!!」
「へっ?」
伊月「俺・・・・避けてたんだ。ちゃんの事」
「あぁ・・・・・何となくね、思ってたの。俊くん、私のこと避けてるのかな?って」
伊月「ちゃん・・・・本当にごめんっ!!」
俊くん・・・・一生懸命謝ってくれてる
私もちゃんと向き合わなくちゃ
「謝らないで!俊くんに避けられてるんじゃないかって思ってた、だけどそれが怖くて私も少し避けてた。だから、私もごめん!!」
伊月「けどそれは俺が・・・・」
俊くんの顔が辛そうだ
「そんな顔しないで?笑ってて^^」
伊月「ちゃん・・・・」
「俊くんはいつも冷静で落ち着いてて、皆の事もよく見てる、ダジャレが大好きで、皆が楽しく笑ってるのが大好きで、そんな俊くん見てるのが私も好きだよ^^だから、笑ってて」
俊くんはバスケが大好きで、だから悩んだりも苦しんだりもしてる
あんまり表には出さないけど
一番努力してるの知ってる
私知ってるよ
伊月「・・・・・・・俺」