第48章 マシュマロ。
今、ありったけの食べ物を渡さないと
私の命が危ない!!
気がする!!
「あ、あのこれ・・・さっき買ったハッピートーンと、苺ミルクのキャンディ・・・」
「わぁい、ハッピートーンだぁ〜」
あ、顔が明るくなった
ホッ・・・・助かった。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
何かメッチャ鞄の中見てる!?
「それ何ぃ?それもお菓子じゃないのぉ?」
「え、これは・・・」
帰ったらパパにあげようと取っておいたギモーヴ・・・・・・
パパごめんなさい!
命には変えられない!!
「じゃあ・・・これもどうぞ」
「何これぇ?マシュマロなの〜?」
「ギモーヴって言うんだけど、マシュマロよりも口溶けが良いんです。お口に合うかわかりませんが、良ければどうぞ」汗
身長のせいか、迫力があって怖い!!
なのにお菓子が好きなんて!!
「へぇ〜、じゃあ貰っとくぅ!」
これで何とかやり過ごせる!
「どうぞどうぞ!では失礼しま・・・「ねぇ」グイッ
「えっ?」
帰ろうとすると、彼は私の腕を掴んでじっと私を見た