第48章 マシュマロ。
★★
大輝と笠松さんに会ってたら結構時間使っちゃったな
皆に追いつけなかったら遅刻になっちゃうよね
そしたら又リコちゃんに怒られる!!
それは何としても避けたい!!
私は一生懸命走る
あの角左に曲がったら出口の方だったよね
勢いよく走り角を曲がろうとした時だった
ドンっ
「うわっ!!」
私は何かにぶつかり、思いっきり鼻を打った
それと同時に
ポトッ
私の頭の上に何かが落ちた
「イタタタ・・・」
私はぶつかった壁を見上げる
「っっっ!??」
「あぁ~俺のまいう棒~」
デカっ!!!!
凄く大きな身長をした男の人に私はぶつかってしまったようだ
「わわっ!!スイマセン!!」
「俺の・・・・まいう棒・・・・」
「へ!?」
そういえば頭に・・・・
自分の頭に落ちたものを確認すると・・・・
まいう棒!!!
私がぶつかってしまったから落としちゃったんだ
ってか、めっちゃ怒ってる!?
「ご、ごめんなさい」汗
「そんなとこに落ちたのなんてもぅ食えねぇじゃん。どうしてくれんのぉ?」
怒ってるよ!!
「あ、あの!まいう棒の代わりにはならないかもしれないんですけど・・・・」
私は又鞄を漁る
ゴソゴソ・・・・・