第47章 準々決勝。
★黄瀬涼太★
・・・唯一のチャンスを逃した・・・ダメだ
この試合はもう・・・負
「涼太ぁ!!!諦めないでぇえ!!」
黄瀬「っ!?」
・・・
あんな大きな声だして・・・
何やってるんスか・・・
笠松「切り替えろ!試合はまだ終わっちゃいねーぞ!!」
皆まだ誰も諦めてない
黄瀬「〜〜〜」
何やってんだよ・・・・俺っ!
青峰「俺の勝ちだ黄瀬。結局敗因は最後の最後に仲間に頼ったお前の弱さだ」
黄瀬「そうかも・・・しんないっスね・・・」
だけど、俺だけじゃここまでやれなかったし
俺だけじゃとっくに試合を投げてる
だって、皆だって諦めてない
だから
黄瀬「俺だけ諦めるわけにはいかねーんスわ。敗因があるとしたら、ただ、まだ力が足りなかっただけっス」
ビーーーーーーーーーー
「試合終了ー!!」
・・・
負けちゃって・・・かっこ悪いかもしんないけど
俺・・・諦めなかったよ
ちゃんと見ててくれたっスか?