第47章 準々決勝。
★★
試合は
海常98 対 桐皇110
で桐皇が勝利を収めた
涼太は、足が限界だったみたいで
一人で立ち上がる事もできなかった
そんな涼太に手を差し出したのは笠松さんで・・・
笠松「立てるか?もう少しだけ頑張れ」
いいな
このチーム
あったかい
黄瀬「センパイ・・・オレ・・・」
笠松「お前はよくやったよ。それにこれで全て終わったわけじゃねぇ!借りは冬返せ」
涼太は涙で顔がグチャグチャになってた
「涼太・・・・」
頑張ったね
笠松「しょぼくれてんじゃねぇ!!全員全てを出し切った!全国ベスト8だろう!!胸張って帰るぞ!」
会場からは拍手が鳴り止まない
このチームは、見てる観客をも引きつけてしまうほどの
素敵なチーム
見てると、なんでか応援したくなってしまう
だけど・・・・
私は泣くのをグッと堪えた
私のチームは誠凛の皆
海常じゃない
私は皆の所に戻った
皆深刻そうな顔つき
そっか・・・
皆はこんな強いチームと戦わなきゃいけないってことでいっぱいなんだね
だったらこんなとこに居る場合じゃないな
「ねぇ!帰って練習しない?^^」
リコ「そうね・・・いつまでも保けてらんないわ!!帰って早く練習するわよ!!」