第47章 準々決勝。
火神「まさか青峰また手ぇ抜いたりしてねぇだろうな?」
黒子「いえ、恐らく本気です。黄瀬君がそれを上回ってるとしか・・・」
涼太が大輝を上回ってる・・・
涼太は私たちと練習試合をした時よりもずっとずっとうまくなってる
もしかしたら大輝を超える事ができるのかもしれない
黒子「青峰君が本気とは言いましたが、彼は尻上がりに調子を上げていく傾向があります。そして、上げるとしたらそろそろだと思います」
「これから更に調子があがってく・・・・」
試合はまだまだこれからって事だね
ビ――――――――――
「第二Q始めます」
第二Qが始まって直ぐ、桐皇が点を取った
そして又、涼太と大輝の1on1になったんだけど・・・・
大輝の圧力が・・・・・こっちまで伝わってくる
さっき会った時にも感じた
ゾッとしてしまう
大輝・・・凄い集中力
こうなってしまった大輝を止めることは、涼太にもできない
第二Qが始まってすぐに点数は同点まで追いついてしまった
その後、海常がタイムアウトを取った
黄瀬「試合前に言ってたアレやっぱやらせてほしいっス」
涼太の声が聞こえる
涼太・・・・何をしようとしてるんだろ?
日向「同点か。けどこっからだ勢いに乗った桐皇はちょっとやそっとじゃ止めらんねーぞ」
「・・・・・・」
火神「黒子?どうした?」
黒子「・・・・・・」
「タイムアウト終了です」
試合が再開した