第47章 準々決勝。
「こんなとこで何してんだ?」
イヤホン越しに聞こえた声
目を開けると、目の前には
「大輝・・・・」
しっかりupも終わり体も十分にあったまっているようだ
青峰「お前、わざわざ見に来たのか?」
「近くで合宿やってて、その帰りに見に来た」
青峰「へ~。見たって結果は変わらねーぞ。勝つのは俺だ」
「いつも自信満々だね」
青峰「けど、ずっと楽しみにしてたんだぜ?アイツと戦るの!なんせ・・・俺が本気で潰せる数少ない相手だからな」
大輝の雰囲気が変わった
バスケをする時のこの雰囲気
ゾッとしてたまらない
全身に鳥肌が立ってしまうほどの意気込み
「バカ!!」ペシッ
私は大輝にデコピンをする
青峰「あぁ!?」イラッ
機嫌が悪そうだ
「私!!大輝なんて応援してやんない!!」べぇえだ!!
青峰「お前が黄瀬を応援しようが誰を応援しようが関係ねぇ。俺に勝てるのは・・・俺だけだ」
「まぁ、せいぜい頑張って!!」
こんなことが言いたいわけじゃないんだけどね・・・・
けど、試合前に会えて良かったかも
私は大輝と離れ、皆の所に戻った