第47章 準々決勝。
ということで、私たちはやってきました!
コガ「すっげー!!これがIH!!」
日向「監督、お目当ての試合は?」
リコ「この試合の後・・・ちょうどもうすぐよ。後15分ぐらいね」
後15分か・・・・
海常VS桐皇学園
つまり
涼太VS大輝
どっちが・・・・・
「リコちゃん、試合始まるまでには行くから、先に行ってて!」
リコ「わかったけど・・・・大丈夫なの?」
「うん。もうちょっと外の空気を吸ってから行くよ」
リコ「じゃあ、先に行ってる」
皆と離れ、一人になる
イヤホンを付け、周りの音を消す
涼太は・・・・私に、大輝に憧れてバスケを始めたと教えてくれた
1on1で一度も勝てなかったことも
憧れてる限り、涼太は大輝に勝つことはできないんだと思う
それを自分で乗り越える事ができればきっと・・・・
涼太・・・・涼太が勝てば大輝も救われるのかもしれない
海常を応援すれば、それが一番いいのかもしれない
だけど・・・・