第43章 七夕。
緑間「これをお前が作ったのか?」
「そうだよ!急いで作ったから雑になっちゃったんだけど・・・」
箱の中には黒い器に入った緑色の抹茶のプリン
上には粒あんと栗が乗っていて、とても手作りとは思えない仕上がりだ
緑間「お前は器用だな」
「そんな事ないと思うけど・・・ありがと!!」
俺はに貰ったプリンを食べおしるこをすする
緑間「おしるこによく合うのだよ」
「良かった!!」
は・・・・笑わないが、喜んでいるようだ
俺は・・・・最近よく思うことがある
といると普段感じることのない気持ちになる
あたたかい、安心できる、落ち着く、愛おしいとさえ思う
だが・・・・
この気持ちは・・・・俺を弱くするのではないかと不安にもなる
このままでは俺は強くなれないのではないのか
俺は・・・・自分で思っている以上にが好きなのだろう
だが、もう負けるわけにはいかない
勝つために、人事を尽くすためには、今はバスケ以外の事にうつつを抜かしている場合ではない
俺は・・・・
緑間「・・・・」