第43章 七夕。
「真太郎、金魚すくい上手かったね!さすがキセキの世代!!」
緑間「フン!!俺にできない事は無いのだよ!」
「ねねっ!一緒に短冊にお願い事書こう?」
緑間「俺はいい。待っててやるから書いてこい」
「ダメ!今日一緒に来た記念に書くよ!ハイ、
短冊とペンね!」
こうして私たちは短冊にお願い事を書いた
「何て書いたの?」
緑間「そういうお前は何の願い事をしたのだよ」
「私は・・・誠凛が日本一になれますようにって。真太郎は?」
真太郎の短冊をのぞくと・・・・
「人事を尽くし天命を待つ・・・・これお願いじゃないじゃん」
緑間「人事を尽くさずに願いが叶うなどあり得ないのだよ!!」
「う~ん・・・確かにそうかも!!ま、いっか!あ、あの笹に飾ろう?!」
二人で短冊を笹に飾り終え
「そろそろ行く?」
緑間「そうだな」
私たちは駅に向かって歩き出した