第42章 壁。
★火神大我★
何でこんなことになってしまったのか・・・・・・
火神「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
-数十分前-
飯を食い終わって
「大我ご馳走様。そろそろ帰るね!」
そう言っては立ち上がった
火神「送ってく」
そう言うと、はこちらに向き直り
「大丈夫だよ。君は安静にしていなさい!」
火神「イヤ、こんな時間に一人で帰ったら危ねぇだろ」
「イヤ、いつものこっ・・・と~!?」
「ぅわぁああ!」
火神「うおっおおお!!」
ドタンッッッ
気づかなかったんだ・・・
気づかず、足元に置いてあったバスケ雑誌を踏んで足を滑らせてしまった・・・・
「イタタタ・・・」
火神「イッテ―・・・」
を下敷きにして倒れちまった俺は
を覆いかぶさる形の体制になった
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
心臓やべぇ!!
けど・・・目の前にはが横たわってる
長い髪が床に広がって、俺の手に絡まってる
今この家は俺との二人きり・・・・・
これは・・・・・・
火神「・・・・・」
「・・・・・大我?」