第41章 その後。
「・・・・・・・」
青峰「・・・・・・・・」
あの後、大輝が来て真太郎と涼太は渋々帰った
帰る時に二人とも
緑間「何かあったらすぐ連絡しろ」
黄瀬「帰ったら必ず連絡してほしいっス!!」
そう言って・・・
「真太郎と涼太も一緒の方が良かったんじゃないの?」
青峰「いんだよあいつらは、いてもウルセェだけだ」
「何か・・・・ズット電話だったから変な感じ」
青峰「あ~そーだな。そーいやお前今日は泣いてねぇんだな」
「今日は・・・・皆泣いてなかったから。それより!!ご飯何食べる??」
さっき試合を終えたばっかりなのに
大輝は何も思わないのかな?何も感じないのかな?
負かした相手チームの私といて気まずくないのかな?
青峰「今日は久々に動いたからなぁ~肉食いてぇ」
「焼肉とか?」
青峰「あ~けど俺金あんま持ってねーわ。やっぱマジバのテリヤキバーガーにすっか」
「マジバ!!私もこないだテツ君と初めて行ったんだよ!!」
青峰「テツと?そりゃ良かったな」ポンポン
大輝が私の頭に手を置いて見下ろす
何か子供扱いされてるみたいで悔しい
「私子供じゃないよ!」
青峰「誰も子供なんて言ってねーだろ」
「心の中で思ったでしょ」
青峰「さ~な」
「もーう!!」ムゥ
青峰「ば~か」ぺチンッ
「イタッ!!デコピンは痛いよ~」
青峰「あ~腹減った~」
やっぱり試合の時とは違う
言い方もキツイし口も悪いし意地悪だけど
優しい顔してる
試合の時はこんな顔・・・・
それだけバスケに対して真剣で、苦しんでるってことなんだろうな