第38章 16歳。
★黄瀬涼太★
「あ、涼太そろそろ帰らないとダメな時間だよ」
もうそんな時間なんスか・・・・
黄瀬「もうちょっと一緒にいたいっス」
「けど・・・」
黄瀬「少しだけ!!ダメっスか??」
「ううん。少しだけ・・・・ね?」
俺・・・・やっぱり・・・・
黄瀬「。今日はすげぇ楽しかったっス^^」
「私も楽しかった!!ありがとう」
黄瀬「礼言うのはこっちの方っス^^」
自分の気持ち抑えるのは・・・・無理っス・・・・
黄瀬「やっぱ好きっスわ・・・・」
「え?ケーキそんなに好きなの?」
黄瀬「何でそうなるんスか!!^^」
この鈍感娘には俺の気持ちをストレートに言わないと伝わんないスね・・・・
黄瀬「。俺、の事好きっス」
「私も大好きだよ!」
黄瀬「ハハッ。ありがとう!けど、の好きは・・・・友達としての好き・・・っスよね?」
「涼太は・・・・・違うの・・・?」
俺、今まで振られたことないんスよ??
振られるの覚悟で気持ち伝えるなんて・・・・こんなの初めてっスよ!!
黄瀬「俺は・・・・・違う。の好きと俺の好きは違うんスよ。」
「・・・・・・」
黄瀬「は前に、俺はいつも笑顔だっていったけど・・・俺がいつも笑ってるのはに会えたからっス。中学の頃は、何をやっても楽しくなくて、バスケ始めた頃はけっこう楽しかったけど・・・・それも最初だけで、なにをやってもできすぎる自分が嫌で、つまんなかったんスよ。彼女だって・・・中学の時普通にいたけど、誰も俺を俺としては見てくれなかった。モデルの黄瀬涼太が好きだったんスよ・・・高校入っても何も変わらなくて・・・けど、に出会えて・・・・」
「涼太・・・・」