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いつも眠いのはキミのせい。

第38章 16歳。


★黄瀬涼太★


「涼太!!!誕生日オメデトウ!!16歳だね!!」


黄瀬「・・・・・・・」


目の前にはとが持ってるケーキ


ケーキの上には1と6の蝋燭が乗っていた


「涼太?」


が少し不安そうな顔をした


黄瀬「これ・・・・・・・俺にっスか?」


「そうだよ!!今日でしょ!誕生日♪」


黄瀬「そうっスけど・・・・」


かすかに期待はしてた。


もしかしたら今日が俺の誕生日ってわかってて誘ってくれたのかもしれないって


けど、こんな風に実際祝ってもらえると言葉が出ない


「もしかして・・・ケーキとかダメだった?」


黄瀬「全然ダメじゃないっス!!これ・・・・が作ったんスか?」


「うん・・・この時期だし、生クリームのケーキは溶けちゃうと思ってガトーショコラにしました!愛情込めてハートね!はい!!蝋燭消して?」


俺はフッと蝋燭を吹き消した


黄瀬「美味そう!!食っていいっすか!?^^」


「どうぞぞうぞ」


は持ってきてたフォークを渡してくれた


何か今日一日本当に楽しくて・・・あっという間で・・・

の見たことない一面があったり

こういうとこだなって思うとこがあったり

も俺と同じ考えなんだなとか

はこんな風に考えてんだなとか



俺・・・・・もっともっとが知りたい・・・・


もっと一緒にいたいっス・・・・・


黄瀬「美味いっス!!!」
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