• テキストサイズ

いつも眠いのはキミのせい。

第35章 特別。


★★


黄瀬「特別なんスよ・・・」



涼太は、私にそう言った



「・・・・とくべつ・・・・」


黄瀬「俺の言ってる意味、わかるっスか?」



涼太の顔が近づく・・・・

涼太が、私の事・・・・特別に想ってくれてるってこと?



黄瀬「・・・俺・・・・」



涼太の顔はもう目の前で、何だか心臓が飛び出そうだ

もう、鼻と鼻がくっつきそう!!

私は、涼太の顔を思いっきり両手で挟んだ



黄瀬「っ!?・・・・にゃにしゅるんスか・・・」



「私も!!私も涼太の事特別だよ!!」



黄瀬「ふぇ?!」



涼太は驚いて目を見開いた



「私、ズット友達とかいなかったから・・・いつも一人でいるようにしてたから、今こうして皆が私に親切にしてくれて・・・大切に想ってくれて・・・凄く幸せで・・・だから私も、涼太の事も皆の事も、凄く凄く大切で大事だよ!特別なんだよ?」



伝えられたかな?

私の気持ち・・・・・



黄瀬「・・・・・・・・・・・・・・ハハッ・・・・」



涼太は突然笑い出した



「?」



黄瀬「には敵わねぇスわ・・・」



そう言って、今度は涼太が私の顔を両手で挟んだ



「にゃに?どょうしたにょ?」



黄瀬「バァカ!」



「ふぇ?」



涼太は又、いつもの笑顔に戻った


私の気持ち、伝わったんだよね??

/ 1230ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp