第34章 鼻声。
「うん・・・だから今日は学校休みなの」
『今日はっつ〜か、お前いつも休んでんだろ』
「それはまぁ・・・って最近はちゃんと行ってるんだってば」
『つ〜かお前、次は電話するって言ってただろ。いつになったらかけてくんだよ』
「あっ!・・・あの・・・ごめん。次は私からかけるから!先にかけてこないでよ?」
『はぁ?んな事言って二度とかけてこねー気だろ』
「ちゃんとかけるよぅ!」ムゥ
『つ〜か何だよその鼻声。そんなんで俺は笑わね〜ぞ』
「別に笑わせたいわけじゃないですよ!」
『・・・・だよな〜。何かおもしれぇことね〜かな〜だりぃ〜』
「今日はいつもにましてダルそうだね。何かあったの?」
『何もね〜よ〜。何も無さすぎてだりぃわ』
「そっか・・・じゃあ何かしよぅよ!何か楽しい事!!」
『はぁ〜?電話越しで楽しいことなんて何ができんだよ』
「ん〜・・・・・」
(まぁたこんなとこでサボってる!!)
「あ、お迎えきたね!じゃあ又・・・」
『迎えじゃねーよタコ!・・・けど、お前と電話してる時が一番楽しいわ。じゃあな、!』プツッ
プープープー・・・・・