第34章 鼻声。
黄瀬『!!!大丈夫っスか!?』
「あ、うん。熱がチョットあるから今日は学校休むんだけど、大丈夫だょ。心配してくれてありがとう。・・・・・・涼太、おはよ。今電話大丈夫だったの?」
黄瀬『そっか・・・。おはよっ♪今ちょうど朝の練習終わったとこっスよ^^朝からの声聞いて元気出たっス!!』
「私も・・・朝から涼太の声聞くの・・・何か新鮮」
黄瀬『・・・・・・^^』
「そうだ!笠松さん、ブレザー無くて大丈夫かな?」
黄瀬『あー、そっスね・・・・今変わるから待って!』
(笠松せんぱーい!!からっス!)
近くにいたのか。ちゃんとお礼言わないと・・・・
笠松『おぅ!体調どうだ?』
「あ、おはようございます。体調は良くは無いですが大丈夫です。それより、笠松さん、昨日ブレザー借りたまんまで帰ってきちゃってスイマセン。今日、学校大丈夫ですか?」
私今、凄い早口だったよね・・・
笠松『おー、気にすんな。持たせたの俺だし。まぁチョットくれー大丈夫だよ!!』
「けど・・・・本当に迷惑かけてスイマセンでした。あの、ブレザー、あれならすぐ届けにいくんで!」
笠松『病人がいちいちそんな事気にしてんじゃねー!!テメーは今日は一日大人しく寝てろ!!』
「っ!!はぃ!!」
笠松『まぁ、風邪治ったらブレザー頼むわ!!』
「はい!!あ、笠松さん、すぐ治して届けに行くので、連絡先だけ聞いといてもいいですか?」
笠松『あぁ、そうだな』
こうして、私と笠松さんは無事に連絡先も交換できて、ブレザーは風邪が治ったら届けに行く約束をした。
電話だけでも結構疲れるな・・・・
皆にも返事しなくちゃ・・・・・・
そう思いながら、私は又眠りに落ちる・・・・・・・・