• テキストサイズ

いつも眠いのはキミのせい。

第31章 言い訳。



黒子「・・・・一体何があったんですか?」


やっぱ聞かれるよね


「えぇと・・・・・雨にあたりたくなって・・・・」


テツ君は、私に上着を羽織って、持ってきてくれたタオルで頭を拭いてくれた


「あの、ありがとう。自分で拭くから・・・・」


黒子「そのまま大人しくしてて下さい」


これじゃあ、真太郎の時と逆だな・・・・


頭拭いてもらうのってチョット照れる。


でも気持ちいい・・・・・・・


「頭拭いてもらうのって気持ちいいね。」


お母さんと子どもみたい


って私、子供役ばっかりだな・・・・


黒子「さん」


「ん?」


黒子「泣いてたんですか?目が少し腫れてます」


さすが、テツ君。ドストレートに聞いてくるな

テツ君には嘘・・・・つけないか


「うん・・・・チョット泣いた。・・・・・・結構泣いた。」


黒子「緑間君との試合のことですか?」


テツ君は何でもお見通しだね


「・・・・そぅ・・・・かな。・・・・けど、試合して良かった!テツ君や誠凛の皆と嬉しいって喜びあえた。・・・・真太郎の悔しくて苦しいって気持ちもわかった。・・・・でもやっぱり、誠凛バスケ部のマネージャーとしては・・・・・失格かな」


黒子「そんなことありません」


テツ君は頭を拭き終えると、私の頬に触れた


黒子「さんが、そうやって自分の事のように喜んでくれたり悔しがってくれる所、凄く良いと思います。そういうさんだからこそ、火神くんや先輩達も大事に想うんです。緑間君だってそうです。・・・・それに僕だって・・・」


テツ君は少し切ない顔をして、腫れた瞼を撫でてくれた



/ 1230ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp