第31章 言い訳。
★★
どうしよう・・・・・
あの時は無我夢中で、後の事なんて何も考えてなかった!!
自分の姿を見下ろす・・・・・
びしょ濡れじゃん!!
制服は、雫が滴るほどぬれていた
「っくしゅ!」
この姿のまま戻りずらいな
目も腫れてるんだろうな
何か濡れてしまった理由を・・・・・・・・
濡れてしまった理由・・・・・・・・・はっ!
ついさっきの事を思い出してしまった!!!
何故私はあんな失態を・・・・・
真太郎の前ではつい大声出して泣いちゃうな
あんな大声で泣いちゃうなんて恥ずかしい・・・・
けど何か、泣いてせがる子供みたいだったよねきっと
じゃあ真太郎はママになっちゃうか・・・・
良いママになれるなきっと!
けど、やっぱ良いな・・・・・友情って!!
さて・・・・それよかどうするかな・・・・・
何の案も思い浮かばないまま控え室の前まで来た
コガ「ちゃん戻ってくんの遅くない?」
日向「あいつ又どっかで寝てんじゃねーのか!?」
伊月「どっかでどかっ・・・日向「イヤうぜぇから」
火神「俺が捜して・・・」黒子「歩けない人は黙ってて下さい。僕が捜してきます。」
リコ「黒子君お願いね!」
中の会話が聞こえてくる
どうしよう。
-ガチャ-
黒子「・・・・・」
「・・・・・・・あの」
-バタンッ-
テツ君はドアを開け、私の姿を見るとすぐに閉めて戻ってしまった。
日向「ん?どした?」
黒子「いえ、さんが寒いといけないので上着を・・・僕、さん捜してから行くので、先に行っててください。」
コガ「火神どうすんのー?」
黒子「火神君は僕が負けてしまったので、おぶって行きます。だから、火神君は待ってて下さい」
リコ「分かったわ。じゃあとりあえず、どっか近くの店入ったら連絡するから」
黒子「はい、お願いします」
テツ君ごめんね・・・・
-ガチャ-
「テツ君・・・・」
黒子「少し、あちらに行きましょう」
テツ君は、私が皆にこの姿を見られないように少し離れた所に連れてってくれた