第4章 名前。
★★
あ゛~眠い。
机に伏せている顔を少し左に向けた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
火神君こっち見てる?目合ってるよね??
それにしても・・・こうやって火神君の顔マジマジと見るのは初めてかも。
強い顔だなー。でも、純粋な瞳してるよね。真っ直ぐな感じする。見た目と違って優しかったりするのかな??
何て考えてたら、斜め後ろの席からテツ君が火神君に声をかけた
黒子「火神くん。」
火神「あ゛ッ?!」
黒子「何さんのこと見つめてるんですか?」
えーーーーー。見つめてたの!?睨まれてた感じだったけど・・・・。
火神「ばっ!!見てねーよ!!ただ・・・・・チンチクリンな奴だと思って見てただけよ!!」
チンチクリンってなんだよぅ。
黒子「やっぱりさんの事、見てたんじゃないですか。」
チンチクリンなんかじゃないもん!!
「むぅ~~~だ!!」
優しかったりするのかもは取り消しだ!!!