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いつも眠いのはキミのせい。

第5章 ミニゲーム。


★★

今日は雨。

放課後は真面目にバスケ部に顔を出してみた。


まだ仮入部期間だから参加は自由みたいで、私はその日の気分でお手伝いするか、体育館の前で寝るか決めている。


日向「ロード削った分練習時間余るな・・・・どーする?カントク」


リコ「5対5のミニゲームやろう!一年対二年で」


リコ「ー!点付けお願い!!」


「うん。わかった。」

点の付け方はこないだリコちゃんに教えてもらったし。


コガ「ちゃん!俺の頑張り見ててね^^水戸部も!」


「うん。頑張って」


水戸部「^^」


水戸部先輩って私より喋らない。ってか声聞いたことないけど、いつも笑顔で優しい先輩。


日向「っしゃー気合い入れっぞ!!」


順くん頑張れ。心の中で願う。


テツ君と火神君もどんなバスケするんだろ?
いつも音ばっかり聞いてて、ちゃんと見たことなかったし。


火神「オイ!チンチクリン、ちゃんと寝ないで点つけしろよ!!」


火神くんはあれ以来、私のことをチンチクリンと呼ぶ。・・・・チンチクリンじゃないのに!


ムゥ

頬を膨らませて怒ってるぞ!!って事を伝える。



黒子「さん、こないだも思いましたが、火神君にそんな可愛い顔を見せちゃダメです」

そう言って、テツ君は私の膨らんだ頬を両手で挟んで凹ませた。

・・・・プスッ・・・

と頬から空気の抜ける音。

私が驚いて目を見開くと


黒子「ふふっ、僕も頑張ります。見てて下さい^^」


ってテツ君は笑ってくれた。

「・・・うん。」

私は深く頷いた。


そしたら急に火神くんにも片手で頬をつかまれて


火神「おい!!!俺のプレーもちゃんと見とけ!」


えっ?!初めて名前で呼ばれた!!

「・・・えっと、・・・うん。・・・・大我。」


前にテツ君が下の名前で呼んでるんだから私にも下の名前で呼んでって言ってた。・・・・だから、火神くんも下の名前で呼んだんだけど・・・・・・


何か変だったかな??
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