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いつも眠いのはキミのせい。

第28章 3時間。


「・・・・話、チョット重くなるんですけど・・・私、昔からよく陰口とか言われやすくて・・・最初は陰口だけだったんですけど、まぁ、そうゆうのってエスカレートしちゃうんですよね。中学に入って余計に酷くなったんですけど・・・・・・」


笠松「?」


「自分の中で、記憶が曖昧な時期がちょっとあって・・・でも!まぁ、女性が苦手な理由はそんなとこです」


やっぱ、この話暗いよね。笠松さんに申し訳ないな


笠松「余計な事聞-ちまって悪かったな。」


「いえ、全然です。本当は女性だけじゃなくて人とずっと関わらないようにしてたんですけど・・・誠凛バスケ部の皆に会えて、私変われました!だから、笠松さんも女性が大丈夫になる時がきますよ!」


又、私は余計なお世話だよ


笠松「・・・・そうだな。お前・・・良い仲間に会えて良かったな」


あ・・・・笠松さんが笑った。こっち見て笑った!


「はい。」


笠松さんにもきっと来る。大丈夫なときが!
私にもくるかな?女の人を怖がらずに思える時が・・・


黄瀬「飲み物買ってきたっスよ♪」


涼太が飲み物を3つ抱えて戻ってきた。


笠松「おせーんだよ!シバクぞ!!」


黄瀬「イテッ!もうシバいてるじゃないっスか!!」


笠松「俺、あっちの方行ってっから」


笠松さんはそう言って、涼太の腕の中から飲み物を取って行ってしまった
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