第28章 3時間。
私は目を開けて、声のした後ろの方に振り返る
「涼太・・・・」
黄瀬「お疲れ^^」
涼太のキラッキラの笑顔を見て、少し回復できた気がした
「あれ、笠松さんも!一緒に試合見に来たの?」
黄瀬「まぁ一応^^にも会いたかったし♪」
「私も二人に会いたかったょ。」
黄瀬「二人・・・・スか?」
涼太のキラッキラスマイルが少し曇った
「二人・・・」
そう言って、涼太と笠松さんを指差した
笠松「っ?!えっ、俺もか!?」
笠松さんは凄く驚いてた
「はい。こないだのお礼言いたかったから。涼太に伝言伝えてもらって、ありがとうございました。」
黄瀬「あぁ、そうゆう事っスか^^俺、何か飲み物かってくるっス♪」
涼太は楽しそうに自販機に向かっていった
笠松「オイ!黄瀬!!!」
あ、・・・・笠松さん、メッチャ気まずそう。あからさまな顔。
「あ、ああ、あの!」
私まで緊張しちゃってるじゃん!
笠松「な、何だよ!」
「前も思ったんですけど、笠松さんて人見知りとかですか?」
いきなりで図々しくなかったかな?
笠松「・・・・苦手なんだよ。・・・女が。」
「・・・へ?」
笠松「だから!女がチョットだけ苦手なんだよ!!」
あぁ。それで私にこんな感じなんだ。
私は笠松さんの方見てるのに、笠松さんは逆のほうこうを向いてる。
「なんだ・・・私の事が嫌いなのかと思いました。女の人が苦手なんですか・・・・私と・・・・一緒ですね。」
笠松「はぁ!?」