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いつも眠いのはキミのせい。

第25章 秘めた想い。


ふぁあ〜あ。


この先生の授業マジ眠くなる・・・


日向どこ見てんだ??


日向は、窓側の席でズット運動場の方を眺めていた。


俺の席は窓から少し離れているため、確認できない


授業がおわって、俺は日向の元にも向かった


伊月「お前、授業中何見てたの??」


俺がそう尋ねると、日向は慌てたように


日向「ばっ!俺は別に見てたわけじゃねーぞ!!!」


伊月「・・・・見てたんだ」


日向ってわかりやすいよな〜


って確か、相田の妹だったよな?妹の方を好きだったのか。


相田の妹で日向の好きな子なのか・・・
少し見てみたいと思ったがそのうち見れるだろうくらいにしか思ってなかった。



この頃は・・・



ある日の学校帰り、部活が休みでバスケ部のやつらと日向の家に遊びに来てた


「そういや、相田の妹見た?」


「おぉ!見た見た!!」


皆が急にちゃんの話を始めた。


「日向はいいよなーあんな子と幼馴染みでー!」

「相田も可愛いけど、チョット色気ねーよな・・・それに比べて妹の方!中一であの色気!」


日向「だアホー!あいつにそんな色気ねーよ!」


伊月「皆、相田の妹見たことあんだ」


「お前知らねーの?!今年レベル高い女子が入学してきたって凄い噂だぜ!!」


へぇ〜。


ちゃんてそんな有名人なんだ


でも、俺には関係ないけど


今はバスケ以外興味無いし、ましてや友達の好きな女の子なんてチョットどんな顔なのか見てみたい程度だ



それから数日後

朝練が終わって、校舎に向かう途中


伊月「誰か屋上にいるな」


日向「まぁたあいつはあんなとこで!」


・・・って事は、彼女がちゃんか


遠くてよくわからないが、長い髪が風でなびいて、真っ白な肌が太陽に照らされていた


すると彼女は、日向に気付き、手を振った


日向「っ!!」


日向は顔を赤くしながら、片手をあげて挨拶をしていた




伊月「本当好きだな^^」


誰が見てても思うだろう。

日向の想いは凄く純粋で真っ直ぐだ



日向「ぅっせ!!」

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