第128章 お祝い。
★黒子テツヤ★
待ち合わせ時間5分前
黄瀬「黒子っちぃ、来んの遅くないっスかー?」
黒子「確かに...青峰君や紫原君ならともかく」
緑間「何かあったのかもしれないのだよ!電話を...」
赤司「その必要はない」
緑間「何か連絡でもあったのか?」
赤司「あぁ、ギリギリになると連絡をもらっている」
黄瀬「そう....スか。じゃあ心配いらないっスね!!」
僕たちがさんの話をしていると、遠くから声が聞こえてきた
「テツくぅ〜〜〜ん♡」
大きく手をふりながら笑顔で駆けてくる桃井さんの姿と、その奥でけだるそうに欠伸をしながら歩いてくる青峰君の姿だ
黒子「桃井さん、おはようございっ!.....桃井さっ....痛いです....」
黄瀬「桃っちは相変わらずっスね」
緑間「青峰、遅いのだよ」
青峰「あ〜?ちゃんと時間までに来てんだろ」
皆で集まるのは大会が始まる前の階段で以来だ
でもあの時とは違う
僕達はそれぞれに、バスケの大切さを思い出した
まだ少しぎこちない気もするけれど、中学での、バスケを楽しいと思えていたあの頃に戻ったような気分だ