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いつも眠いのはキミのせい。

第128章 お祝い。


★紫原敦★



ん~。ちょっと少なかったかも・・・・



駄菓子屋でお菓子を買い終わって皆と約束の公園に向かおうと歩いていた



「敦っ」



誰かが俺の名前を呼んだ。聞き覚えのある声・・・・・

声がした方に視線を落とすと、そこには小さなが、必死に俺に気づいてもらおうと手を振っている姿だった



紫原「!?あれ~?こんなとこで何やってんのぉ?」



俺の問いには笑って答える



「集合前にちょっと買い物!敦こそこんなとこでどうしたの?」

紫原「ん~、すぐそこの駄菓子屋さんに来たんだよね~」




2人で会話をしながら歩き出す

は俺と話しながら、何かを探すようにキョロキョロとあたりを見渡していた




紫原「何か探してるのぉ?」

「えっ!?あ~実は・・・」



は少し苦笑いを見せながら、黒ちんの誕生日プレゼントを探してると話した



紫原「黒ちんでしょ~?何でも喜ぶんじゃない?」

「んー。何でもって言われるとそれはそれで難しい



は悩みながらお店を見渡す

それにつられて俺も周りを見渡した



紫原「ねぇ、あそこに何か良いのあるんじゃない?」

「え、どこ?・・・あ、本当だ!」

紫原「俺も一緒に付き合ってあげる」

「え、けど・・・」

紫原「このままじゃいつまでたっても決まら無さそう」

「うっ・・・・じゃあ、お言葉に甘えてお願いします」



少しの時間だけど、俺たちは黒ちんのプレゼントを探し歩いた
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