第124章 10分。
★火神大我★
直感でわかる
赤司を倒すためには水の底にある・・・
この扉を開けなきゃならねぇ
けどこの扉は・・・・
それにすがる気持ちが無くても・・・
扉の前に居る奴をどかさなきゃ
待ってるだけじゃ絶対開かない・・・!
どうすりゃいいんだ・・・!!
どうすりゃ・・・・・・!!
黒子「・・・火神君」
火神「?」
黒子「諦めませんか・・・一度」
火神「なっ・・・!?」
黒子のやつ、何言ってんだ!?
今がどういう状況かわかってねーのか?
木吉「黒子・・・!?」
火神「何言ってんだ黒子!!ここまで来て・・・」
黒子「試合を諦めるということではありません。火神君だけで戦う事をです」
俺だけで戦う事を・・・?
黒子「託すとは言いましたがそれが重すぎる事もあると思います」
俺はエースだ
重いわけねぇ・・・
黒子「もし今そうだったら、僕も一緒に背負わせてくれませんか」
火神「そんなこと・・・・・俺だけで大丈夫だ、何とかしてみせる・・・!もう少しで・・・」
黒子「・・・・・」
火神「・・・・・」
黒子の奥でがこっちを見てる姿が目に入った
―――・・・
あいつは俺を見て大きく頷く
火神「・・・・・」
そうか・・・・
そうじゃねぇんだ
もうとっくに懲りたはずだろ
すがらねぇってのは以前のあいつらと同じだ
扉が開かない事をなげいても始まらねー
火神「・・・・・わかった。じゃあやっぱ手伝ってもらうわ!やろうぜ二人で・・・赤司を倒すぞ!!」
今は扉が開かない状況でやれることをやるしかねー
俺一人じゃ赤司を止めることができねぇ
けど黒子とならきっと・・・止められる!!