第20章 ただいま。
「私、自分からマネージャーをするって決めたのに、自分も一緒に日本一を目指したいって言ったのに、皆の想いが強くて、私には眩しすぎて、私じゃマネージャー務まらないって思った。
バスケの事も全然わかんない、皆の事も知ろうともしない、寝るし、遅刻はするし、ただ足引っ張って迷惑かけてるだけだと思った。
・・・・・自信が持てなくて、私なんてって自己嫌悪になってたの。
でも、自分がやれることは全部やったのか?って言ってくれた人がいて、その時にやっと自分が何もしてないんだって気づいた。
だから、毎日勉強した。
皆に迷惑かけないように、足手まといにならないように・・・
もう寝ない!遅刻もしない!泣いたりもしない!!
だから・・・だからもう一度私を誠凛高校バスケ部のマネージャーにして下さい!!!!私も一緒に日本一を目指したい!!」
私は深く深く頭を下げた。
リコ「・・・・・当たり前よ!戻って来たからには、ビシバシいくわよ!!!」
日向「迷惑はかけてもいいんだよ。俺たちは仲間なんだから!!」
黒子「さんのこと、足手まといなんて思ったことないですよ^^むしろ、居てくれた方が助かります。」
コガ「そうだよ!ちゃん居てくれた方が俺らもやる気出るし^^」
伊月「ちゃん、お帰り^^」
皆・・・・・・
「皆・・・ありがとう。そして、ただいま!!!」
こんなに暖かく迎え入れてもらえるなんて思ってなかった。
「好き・・・・・私!!皆が大好きです!!!」
私の今の気持ちを素直に・・・皆に届けたい。
火神「・・・・お前もよく黒子みてーにこっぱずかしいこと言えるよな」
黒子「火神君。さっきは自分からさんに抱き付いたくせに、何照れてるんですか?」
火神「っるせーよ黒子!!」
皆の笑い声に包まれてる。私の最高の仲間・・・・・
ただいま。
マネージャー頑張ります!!!